Episode3

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「で、今日はどこに行くわけ。念押すけど禁酒中だからね。」 「うん、今日は俺の趣味の楽しさを知ってほしいなって思って。」 「趣味?」 割と健全そうな話に拍子抜けする。 いや、もしかしてクラブで踊ることとかが趣味だったらそれは健全ではないかも知れない。 流石にこの男もそんなことはしないわよね? 「何その顔。そんな顔しなくてもちゃんとした場所だし安心して良いよ。」 そう言って笑うと私の腰を抱き寄せてくる。 「軽率に人の体に触れんな」 そう言って手を叩くと「いてっ」と言いながら、手を離す。 本当油断も隙もない。
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