Episode3

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しばらく遊んだ後カウンターに戻って飲み物を注文する。 「楽しかったー!本当趣味って言うだけあって上手なのね、あんた。」 「趣味なんてこのくらいしか無いしね。」 そう言いながら「今日はラム酒にしようかな、この子には何かノンアルのカクテル出してあげて」と注文する。 「え?」 「あれ、カクテル系好きじゃなかったっけ?この間よく飲んでたし、その方が良いかもって思ったけど変える?」 「…いいえ、それで大丈夫」 本当よく見てるな。 この男がモテる理由がわかってしまったかもしれない。 当然のように蓮也の前にバーテンダーさんが灰皿を出して、蓮也も煙草を取り出す。 「煙草良い?ダメって言われても吸うけど」 「じゃあ聞かないでよ」 そんな会話をすると少し笑って、口に煙草をくわえる。そのままZippoを取り出して煙草に火を付けて手慣れたように蒸していた。 そんな姿が様になる。
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