褒めて伸びる子日向

1/2
前へ
/7ページ
次へ

褒めて伸びる子日向

何となく2人で帰ることが多かった。 後で仲間たちが2人にしてあげたかったと聞いた。 「ひなタッチ、アイツら何やら誤解しとんか? 俺たちを2人っきりで下校されるのは?」 「そっかなあ?」 「俺はひなタッチが嫌やなければ構わんけど」 「嫌やないで、話面白いし」 「ところであまえさんさぁ 大学どこへ行くん」 「できればこうタッチと同じところがええと思うんだけど 私のおつむだと無理かとおもうの」 「それは何と答えればええ まだ、2年近くあるんだから これからもう勉強したらええやろ」 「うん、そうなんだけど」 「諦めんなよ よければ俺見てやるし」 それから、私は幸助と放課後図書館でもう勉強をした。 「真面目にやっとんのかぁ」 むっ 「やってる!」 「フグみたいに顔膨らませんな 笑けてくるがな」
/7ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加