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「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」
ユイと一緒にジョギングする事になったものの、案の定私は少し走っただけで息切れした。
一方、ユイはペースがまったく乱れてない。これは頻繁に走り込みしてるなと私は思った。
あぁ、私のあの時はアイドルとしてデビューするためにほぼ毎日走り込みしていたな。だってアイドルというのは想像以上に体力が必要となる職業だから。
「くっ、まだまだ・・・」
私は何とかしてペースを上げた。あの頃の私と比べてここまで遅くなったと認めたくないからという理由もあるが。
「やりますね。では私も少しペースを上げますか!」
しかし、それに負けじとユイもペースを上げる。
そんなこんなで、ジョギングは進んでいき・・・
「ぜぇ・・・ぜぇ・・・も、もう無理・・・」
「すごいですね。よく遅れずについて来れましたね。」
何とか遅れずにはいけたものの、私は息切れというレベルではないくらい満身創痍だった。
「ちょっとあそこの自販機で飲み物買わない・・・?」
「いいですよ。私も喉が渇いたところですし。」
私達は近くにある自販機で飲み物を買った。
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