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『三十分後に三千年ぶりの地球の浄化が始まる。俺が一発目だ』
「浄化…」
──何か嫌な予感しかしない。
「えー…っと、そうすると?」
『ん?』
「……どうなるんでしたっけ?」
『ラッパの音を合図に降る大量の雹でゴミ人間共は身体を貫かれ、同時に降る火の玉で一面火の海よ。とりあえず、俺の一発目で近辺六十カ国くらいは全滅だろうな…』
……全滅?
……っておーい‼︎
何言ってんの、この人…じゃなくて天使。
…いやむしろ悪魔。
無理無理…死んじゃうじゃん‼︎
どどどど、どうしよう…考えて、私‼︎
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