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続いてチイチイが言った。
「やからやから、フディオにウチらはこてんぱんにされたんや。ウチは隊員をもっと鍛えなんだらいけん!」
「でもでも、フディオは既にいませんよ!?もういいじゃないですか!」
ノーナが激反論。
「いいえフディオ1人に侵入を許してしまったからこそ、もっと鍛えないといけません。それにそれに、フディオ以外にも*マドンとか、もっと強敵がいます。彼らに乗り込まれたら城…いやこの国はどうなるか…」
ミールは言った。
*…別の作品ではマドンを倒しているのだがそれは別の話だ。
「そうよ、私も奴に勝つ為にもっと強くならないといけないしましてやフディオなんかにやられるようじゃまだまだ修行が足りないわ!」
ニコニコがそう放つ。
「そう、演習が必要や。みんな、今からでもマドンやフディオに負けんようしっかりと演習するで!」
とチイチイが握り拳を天に掲げて発破した。
「「おおーーーーーーっ!!」」
同じくチイチイの真似をし雄叫びをあげる隊員達。
「またあの地獄がはじまるのかぁ…」
ノーナの表情がムンクの叫びになる。
ーーーそれからそれから。
マイミとノロが通学している。
ノーナの通う学校の同級生だ。
「〜でさーそんな事があってね♪」
「良いね良いね。ククク…」
そんな感じで駄弁りあっていた所やつれた表情で筋肉痛に悩まされて歩いているノーナを見つけた。
「痛て…いくらなんでもやり過ぎだよ。あたしゃまだ小学生なのに…」
ノーナは体の節々が痛み歩くのもキツい様子だった。
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