第3章

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第3章

その瞬間、おじいちゃんの言葉が再び頭の中で響いた。 「諦めるな、空。お前にはまだできることがある…」 空は目を閉じ、その言葉に全ての想いを託した。 すると、彼の中で何かが弾けるような感覚があり、全身を炎が包み込んだ。 彼の体から溢れ出した炎は、ドラゴンのブレスを跳ね返し、逆にドラゴンを焼き尽くしていった。 「これが…俺の力…!」 空は目を開き、炎を操る力を完全に自分のものとした。 そして、その力を使ってドラゴンに立ち向かった。 彼の炎はまるで竜のような形を取り、ドラゴンを包み込んだ。
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