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案の定彼女は出来上がってしまって、予想通りの展開に俺は呆れ笑うしかなかった。
「君本当最近制御できないね。お酒」
「出来てますぅ、ちょおっと飲み過ぎちゃうだけでぇ」
「はいはい、黙って水飲んでくれる?」
「飲ませてください、先輩~」
「うざ、臭い」
そう言いながら水が入ったグラスを渡すも全く受け取ってはくれない。
頬を膨らませながら何やら怒っているが、良いから黙って水を飲んで欲しい。
完全に酔っ払いモードの彼女は可愛い様な、面倒な様な。
俺の前で完全に油断しきってるのがなんとも。
彼女の危機感が無いのか、俺を信用しきっているのか。
「ほんっとう、酷い!鬼!わがまま!自己中!」
「時々君から悪口が飛んでくるの本当何。」
そう言いながら机に突っ伏していく。
そのまま寝てしまうんじゃないかというほどに完全に机に身体を預けてしまっている。
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