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「俺は変化を利用して、今ある世界を『二次創作』としてのポジションにしたい」
光太郎は不具合を解消する術として考えたのが、現状居る世界をいわゆる「二次創作」としてのポジションにする事。
今いる『魔法少女☆ミラクル』の世界がこのまま進んでいくと、光太郎の『元の世界』に存在していた『魔法少女☆ミラクル』は消滅してしまうのではないかと考察している。
その結果、新しい『魔法少女☆ミラクル』として君臨するなら別に構わない。
しかし、ここには光太郎を始め“イレギュラーが多過ぎる。”
以前、一時的に『元の世界』に戻った時に『魔法少女☆ミラクル』を覚えてる人は“少なかった。”
あちらではアニメ文化において一時代を築いたと言っても良い位の存在なのだが、そこまで熱狂的なものにはならずに「知る人ぞ知る」というポジションに立っていた。
『元の世界』にも影響がある事を知り、今にして思えばいわゆる認知度も関係していたのかもしれない。
その後は元に戻った事を知る。
しかし、今後に同じ事が起こらないとも言い切れない。
原因の究明と、その回避方法を考えた。
まず回避方法は今しがたに光太郎が告げた「二次創作」としてのポジションにする事。
「それが正解とは言ってた。だけど、本当に可能なのか?」
光太郎も怪訝になる。
言っておいてなんだが、本当に可能かどうか訝しい。
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