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「内緒話なら大丈夫さ。ごゆっくり」
店長は飲み物を出すと下がる。
「ここの店とは懇意にされてるみたいですね」
「ほう、どうしてそう思う?」
「ヴァイツさんの発動された魔法の効果範囲が一朝一夕で行えたもの――――まあ、考えられますけど、予め用意していて店長さんもそれを当たり前のように受け入れていましたから」
「ほっほっ!! 儂を随分と高く買ってくれているようじゃの」
光太郎の評価にヴァイツは笑う。
「ヴァイツさんは今の魔法使いの世界では三本の指に入る程の実力者だから」
「自慢ではないが…………そう言われているみたいじゃの」
光太郎の評価にヴァイツは肯定する。
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