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探し物
「俺は街に隠されているという幻の鬼のパンツを探しに来たんだ」
10年はいても破れない。
「それは強そうですね」
「だから表でいい顔をして情報収集をだな」
「頑張ってください」
私は深々とお辞儀をしてその場を去ろうとした。誰がパンツの話を聞きたいんだ。もう、イケメンなんてどうでもいい。
しかし、天使先輩は私を帰そうとしなかった。豆腐の袋じゃない方の腕を掴み、こう言い放った。
「俺と一緒にパンツを探してくれないか」
「はあああ?」
こうして、〇×高校のイケメンの天使先輩(鬼)と私の
鬼のパンツ捜索大作戦が幕を開ける――――――!
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