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2023年11月19日に訪れました。
沼という呼称とはイメージが大きく異なる能場沼です。
バス釣りの人のクチコミでは魚について「いる」とか「いない」とは評価は分かれていました。
沼に下る砂利道があり、下りた先に沼とほとりに人家がありました。
ガラクタが放置され廃屋のようにも見えますが、草に埋もれ蔓が巻きついているわけではなく室外機が回っていることが確認できます。人が住んでいるのでしょう。
声を出さずに沼を見渡します。
高架線がそびえたち、沼のむこうにはやはり人家が。
明るい風景です。のどかな、というべきでしょうか。
沼というイメージの、おどろおどろした不気味さは皆無です。
それにしても11月の半ばに室外機が回るとは、暖房なのでしょうか?
沼がちょっと期待外れだったので、私の関心はそちらに向かいます。
車発見。使用感あり。
これより妄想開始します。
家に住むのは絶対男性と決めつけ、彼はやはり沼の守り人なのです。
先祖代々この沼を守り、この場所に家を建て朽ちては建て、崩れれば補強し、
はるか昔からこの沼とともに生きてきた血筋なのです。
そして使命がある。何年か一度沼が干上がるときに、生餌を用意しなくてはいけない。それはヒトです。
守り人が代々語り継ぐ使命。沼のヌシに捧げる人柱。それが話の柱です
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