彼女の言葉

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彼女の言葉

彼女は言った。 この世の誰だってしんでも誰も困らない。代わりはいくらでもいるのだと。 確かにそうなのかもしれない。 誰がしんでも世の中の人々の日常生活は何事もなかったかのように流れていく。 死人を想い立ち止まっている僕はマヌケなのか? 彼女は言った。 しんだ人は生き返らない。 なら、その人を想いながら前に進むしかないのだと。 2024年10月23日(水)2時25分58秒現在
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