1人が本棚に入れています
本棚に追加
秋の夜にて
深夜帯、僕は眠れず外に出た。
10月だというのに日中は暑いが、この時間だと肌寒いくらいだ。
空を見上げてみた。
星空が見たかったがあいにくの曇り空。
僕はどこへ行くわけでもなく、静まった街中をフラフラと当てどなく歩いた。
ひんやりとした秋風が僕の燃え盛る魂を冷ましてくれる。
車が一台、ヘッドライトをつけて走り抜けた。
どこに行くんだい?
僕も乗せて行ってくれよ。
2024年10月23日(水)2時52分28秒現在
最初のコメントを投稿しよう!