言葉は刃物にも毛布にもなれる

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 普段何気なく使っている言葉は、時に人を傷つけてしまうこともある。思わぬ一言でカチンと来てしまう人もいるので、考えて話したいと最近思うようになった。  現在ではネットが普及し、顕著に言葉を気遣うことが増えていると実感させられる。顔が見えない状態で気軽に書くことができるからこそ、自分が満足いくまで書く人が多発するのは、普通に考えてあり得たことだ。まあそのおかげで、こうして手軽に誰でも小説を書けるわけだ。  最近ネットやSNSを見て、誹謗中傷になりうることを書く人が増えている気がする。書いている本人はすっきりするかもしれないが、それを受けた側は大層傷ついて心が病んでしまうかもしれない。SNSのトラブルで自◯してしまう高校生のニュースを見て、私は心底心を痛めている。このようなことが減って欲しいと心の底で願っている。  とここまで話して、私はとあるアニメの名言を思い出した。「言葉は時に凶器になるんだ」。まさにこの通りだと思ってしまう。書く前にこれを言っていいのか?悪いのか?考えて書くようにしたい。でないと、他の人が傷ついたり病んでしまったりするかもしれない。  そして言葉は刃物にもなるが、同時に毛布のようにふんわりとした言葉をかけることもできる。励ましや感謝の言葉、そして謙虚な姿勢のコメントが望まれるのだろうと私は考える。感謝やエールをもらった方が気持ちがポジティブになれるだろうから、私はSNSでコメントする際、ポジティブな言葉を使い謙虚な気持ちを忘れずに気をつけていきたい。  もし誹謗中傷や暴言等を見つけた時は、一旦落ち着いて無視をするか、違反報告をした方が安泰に済むと思いたい。
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