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「でもさ、リサ、君は僕のおかげで大学行けるようになったんだよ。感謝のキスぐらい、いいでしょ?」
「感謝はしてるよ!でも、ちょっと距離近すぎ!」
リサはため息をつく。
「それに、そんなにエネルギー溜めるなら、奇跡でも起こしてみせてよ。」
リサの言葉にガンバリエルは目を輝かせた。
「任せて!僕はもう見習いじゃないんだ。やる時はやるよ!」
そう言うと、彼は空を見上げて腕を広げ、念じ始めた。すると、何かが地面を這い始め -イモリが大量に現れた。
「げげげっ!イモリ!? しかも大量!?」
リサは足元を見て飛び上がった。
小さな生物がわらわらと地面を這っている光景は、彼女にとって悪夢だった。
「おっかしいなぁ、なんでこんなことに…」
ガンバリエルは頭を掻いて悩んでいる。
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