631人が本棚に入れています
本棚に追加
二人はカラオケボックスへと向かった。
「いらっしゃいませ、お客様二人ですかぁ?」
「…はい。」
「お時間は?」
「…フリータイムで。」
「では、ワンドリンク付きになりますのでお一人様735円になります。ワンドリンクは何になさいますかぁ?」
「…アイスウーロン茶二つ。」
「はい、かしこまりましたぁ。お部屋は二階の217号室になります。」
克哉が店員からリモコンを受け取り、二階へと向かった。
部屋に着き、
「なに歌おうかなぁ?」
千津が歌本を片手に歌いたい曲を探していた。
「失礼しまーす!」
店員がアイスウーロン茶を二つ持って部屋にやって来た。
「アイスウーロン茶でーす。ごゆっくりどうぞー。」
店員が部屋から出て行った。
克哉が部屋の電気を暗くした。
「千津?おいで?」
克哉がドアから死角になる場所に座り、千津を呼んだ。
千津は克哉の膝の上に乗り、克哉と見つめ合った。
「かっちゃん…♥」
千津が克哉に抱きついた。
「千津…♥」
二人は熱いキスを交した。
克哉の手が千津の洋服の中に忍び込む。
最初のコメントを投稿しよう!