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帰宅
陽射しが煌めき木々の木漏れ日スイッチを押すと答えてくれる車。
昨日はだいぶ酔っていたようだ見ず知らずの女に持ち帰られたのか?その逆なのか定かでは無い
まぁ鞄と車が無事なのは、代行業者にでも頼んで彼女の家に辿り着いたのだろう。
それにしても酷い頭痛で頭が割れそうだ
車に乗る前に付近の自販機で水を買い常備持ち歩いている頭痛薬を飲み込んだ。
その後、車に乗り込みその場を後にした。
15分ほど走り半月の陸橋を超えてさらに20分が過ぎて帰宅する前に朝飯を買い駐車場に車を止めた。
ドアを開くと朝飯の珈琲とサンドイッチの匂いを嗅ぎつけたのかそれともただ僕を迎えに来たのか定かではないがモフモフに襲われる。
「ワンワン」
「うぁ~止めろ、ステイ、ステイ待て待て」
全く言うことを聞かずに無理やり離れリビングに行く途中に犬用の骨の形をしたガムを掴みソファーに座り朝飯を広げガムを犬の目の前でブランブランさせ投げた。
一目散に拾いに行きガブガブ噛み付き僕から離れたワンコ。
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