マダムの壺~天使の壺を買ったマダムのその後~
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「では、この壺をお持ちなさい」 「これは?」 「そうですねぇ。。。マダムの壺、と名付けましょうか」 店主は小さな黒い壺をマダムに渡した 「マダムの壺?」 「ええ、貴女だけの」 マダムは不思議そうに壺を見る よく見ると自分の姿が写っていた 「この壺は、ただ大事に愛でるだけで良いのです 貴女の優しさが壺に宿りやがてご主人を元に戻してくれるでしょう あの天使の壺は燃やしてしまいなさい」
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