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マザーグースは自転車で20分ぐらいの距離なので夏休みに入ってから自転車を走らせていたら、5歳ぐらいの男の子が歩道を走っていて転んで地面に顔からスライディングした。
『痛かったね。大丈夫?』
額から血を流した男の子は涙を堪えて‘’大丈夫‘’と言った。
『消毒したほうがいいから家を教えてくれる?』と聞いたらマザーグースを指さした。
お店を開けると優しそうな女性の店員さん。
『いらっしゃいませって、塁また転んだの?拓!塁が怪我したから消毒してやって〜』
『はいよ〜!塁おいで〜。って羽村!?』
奥から顔を出したのは竹内くんだった。
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