先走ったクラスメイト

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先走ったクラスメイト

前回、俺達は、異星人、Angel=天使、エンゼルと、戦った。 と言っても、一方的にやられた。 悪友の推測だが、エンゼルは、どうも、磁力を纏った、オーロラの翼で、攻撃したり、防御をしたりしていると教えてくれた。 正直、よく分からないが、超能力みたいなもんか?と、考えた。 そして、待機している、クラスメイト達に会おうとして、避難所に、帰ると、誰もいなかった。 どうも、俺達を置いて港まで、行ってしまったらしい。 高嶺ナオ。高橋ヨウコ先生。悪友の齋藤キョウマ。俺、池崎タキヤは、彼らを追いかける。 キョウマ曰く、あの化け物、天使のエンゼルが、クラスメイト達より、先に、港に、待ち伏せているだろうと、推理した。 エンゼルの思考を読み、キョウマは、俺達、人間という害虫を駆除するには、1箇所に集めて、駆除したほうが早い。と、エンゼルの行動を、推理した。 急いで、港まで、向かうと、葛城ミサトさんと、如月ナナミちゃんの、2人と合流した。 他のクラスメイト達は、港まで、行ってしまったみたいだ。 「さて、あの天使と、ガチ戦争するしかないな?クラスメイト達は、残念だが、死んだと思う。もう、日が暮れそうだ。今日は、とりあえず、どこかに、隠れて、明日の朝、行動しよう。あのクソ天使、エンゼルを、倒す為の道具を作りたい。そして、行動パターンも、考えたい。…………反対意見はあるかい?何か、しないと、あの、軍人さん達や、先走ったクラスメイト達と同じく、全滅する。みんなの、意見が聞きたい」 キョウマは、俺達に、相談する。 「休もう」 俺が、言うと、みんな、それに、従う。 「さてさて?どう倒すか、ワクワクするよ」 キョウマは、笑って言う。 コイツ、恐怖がないのか?怖くないのだろうか? 俺は、悪友の、この神経に、すげぇなと、思った。
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