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20XX年・冬。
世界は特に大きな変動もなく、日常を送っていた。
そんな、ある日のこと……。
『この地球の命運もあと僅かだ。1年後の12月25日、世界を破滅に導く黒い球体が、地球に飛来するだろう。その球体は全てを飲み込み、消し去るだろう……。』
国連宛てに、突如送られてきたこのメール。
この文は当時、国連内で機密事項とされていたのだが、あるハッカー集団がこのメールを発見。
事態は急展開を迎えることとなった。
情報が流出したことにより、『世界を破滅に導く黒い球体』についての考察・調査が相次ぎ、そしてある天体開発チームが地球から遥か離れた距離にある、黒い惑星のようなものを観測した。
真っ黒で、生物がいるのかどうかもわからない、謎の惑星。
その惑星は、地球の軌道に向かって進んできており、NASAによる計算により、地球との衝突の可能性を計算。
その結果……。
『1年後の12月23日~26日に地球に到達する可能性が最も大きい』
ということが判明したのであった。
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