はじまり

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その日の夜、勉強机と向かい合いながら勉強していると、部屋のノックが鳴る。 「星羅、いいか」 「お父さん」 うちの父の声で部屋のドアを開けると、そこには朔夜もいた。 何で朔夜が。 「二人に話あるから部屋に来てくれ。」 そう言われて大人しく部屋まで向かう。 朔夜と2人で呼び出される事なんて無くて何事かと思う。 朔夜は隣に座って少し気だるそうにお父さんの話を待っている。 多少生意気しても許されているのは、朔夜だけだと思ってる。
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