はじまり

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「ッ…、うっせ。」 「あんた、何して…!」 「てめぇがいつも朝8時に出るつって起きてこねぇから起こしに来てやったんだろーが!これだからガキのお守りは!」 「2歳しか変わんないでしょ!」 朝からギャーギャーと言い合ってると人がドタドタ走ってくる音がする。 「お嬢!何事で!って…若?」 殴りかかろうとする私を片手で抑え込む朔夜にみんな唖然としてこの状況を誰も飲み込めやしない。 こんな奴が護衛係なんて、やっぱりお断り! それに、こいつの傍に居ると嫌な事がまだある。
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