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「今日のこと、朔夜から報告受けた。若いのがすまなかったね星羅」
「…ううん、私も勝手な行動したから。」
私がこう言ってもあの人は私が勝手な行動したせいで責任を追わなきゃいけない。
そんな世界なのを理解しているからやりきれなくなる。
実際何も無かったし、朔夜が顔をたくさん殴ったの見てたから許してあげてほしいけどそうは行かない。
組の言う事に従えなかったのだ、彼は。
「きちんとわかってるなら良いよ、それで考えたんだけど、朔夜。護衛係に付きなさい。」
「は?」「え?」
私と朔夜の声がほぼ同時に重なる。
朔夜も予想外だったのか、驚いた顔をしていてうちのお父さんはニコニコと笑っている。
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