第3章

37/53
前へ
/317ページ
次へ
鞄からプレゼントをだした。 「クリスマスプレゼント」 「俺に?」 「うん」 びっくりした感じだったけど、受け取ってくれた。 「ありがとう。今、付けてくれね?」 「今!?」 「あぁ」 蓮也は、自分が付けていたピアスを外した。 ピアスつけたことないから、緊張する…! ピアスホール小さすぎて、痛くないかな? 「あと、これも」 と、私が蓮也に貰ったピアスを渡してきた。 「蘭羅と片耳ずつ付けれるのにした」 蓮也が渡してきたピアスにも、文字が彫られてた。 「はい、付けれたよ」 「ありがとう」 観覧車が一周を終えて、おりた。 「私も、ピアス開ける!」 「無理に開けなくて、いいんだぞ?」 「ううん!開ける!」 ピアッサーを買って帰り、蓮也に開けてもらった。 普通はファーストピアスなんだけど、私は最初から、蓮也に貰ったピアスを付けた。 「そういえば、同じブランドだったね(笑)」 「だな(笑)蘭羅、いつ買ったんだ?」 「お店で蓮也と離れた時。蓮也は?」 「前もって、ネットで頼んでて店頭受け取りにしたんだ」
/317ページ

最初のコメントを投稿しよう!

83人が本棚に入れています
本棚に追加