第1章

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今は、中3まで振り込まれてたお金で生きてる。 高校生になった途端、振り込まれなくなった。 今まで貯めててよかった。 弟は、元気に生きているのかな? 母親からなにもされていないだろうか。 弟のことを忘れたことは一度もない。 そんなことを考えていると学校につき、教室に入る。 さっきまで騒がしかったのが嘘みたいに、静かになった。 みんな一瞬ドアの方を見たが、誰もいなかったように、何も無かったようにまた騒ぎ始めた。 これもあの日からいつもの事。 私は世の中で言う、いじめにあっている。 その理由は… 『きゃー!黒龍の皆様よ!!』 女子が窓の外を見て騒ぎ始めた。 黒龍。 全国No,1の暴走族。 1番前を歩く総長。 如月 敦史。金髪。 その後ろを歩くのが副総長。 佐々木 龍也。黒髪。 その後ろを歩くのが幹部。 岸 陽斗。青髪。 石井 竜一。赤髪。 長谷川 大智。茶髪。 そして後ろから入ってきたのが 「待ってよ~」 姫の立川 璃子。金髪。 私の元仲間なのかな? 少なくとも私はあの時思っていた。 それが今の姫によって崩された。 少し前の話。 私も黒龍の姫だった。 元ね。 今の姫より先に入った。
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