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プロローグ
1冊のノートを拾ったんだ〜。誰のノートか分からないのに、中身を見るなんて気が引けるんだけど……落とした人の手がかりがあるかもしれないとそのノートを開くと、そこには微笑ましい家族写真が挟まっていた。
恐らくこの中の誰かが持ち主だろうな〜と思い、ページをめくり手が止まる。
微笑ましい写真とは裏腹に、そのノートには恐ろしい罪の数々への懺悔や本当かどうかも分からない未来に関する内容がリアルに描写されていた。
はじめは小説や映画のシナリオか何かかな〜?と思ったけど、それも違う。だって
「あれ?何で私の名前が……?」
そして、私の名の横に『幽雨 覡操』という顔のよく似た先輩名前も書かれていた。
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