私を母と呼ばないで

腕に乗せられた赤子の命は、感じたこともないような重さで、私の罪のようだった。

家守7676

7分 (3,930文字)
血の繋がらない家族って、素敵と同時に距離感難しそうですよね。目に見える「絆」を求めるのが生き物なんですかね。

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あらすじ

崩れた家屋の群れに響く赤子の泣き声。目の前に潰れる弟をかき出す手を止めたのは、命の終わりとはじまりを天秤にかけてしまったのか。 遥か昔、魔女狩りによって滅亡した小国。静かな亡国を治めるのは、魔女を崇

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