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 ミーちゃんは焼くとすげえ臭いらしい。 臭いという認識と共にすでにもう臭さが充満し始めた。  マモルたちは駆け足で学校から立ち去る。  断定メインヒロインのさおりとヤンキ- ジュンイチはパンツを探すから残るとの事。  勝手にしてくれ。  学校を抜けて生徒たちは国道へと繰り出そうとすると工事現場のおっちゃんに止められた。懐かしいなあ。元卓球部のおっちゃん。  よく夜中にチカチカする棒をラケットに見立ててスマッシュ練習やってたなあ。  いつもと違う真剣な顔でここから先は何もできてへんから行かれへんとの事。  国道は濃霧に包まれて何もみえない。  マモルはものすごく不安にさいなまれた。  ちょっと待ってくれよ。この先の空き地にある黒いカバンに入ってるエロ本もう取りに行けないのか? もとい、重要なのは大量のエロ本に紛れながら異様なオーラをまとった本… やっと出てきたキーアイテム。その本のタイトルは  「物語の迷宮」  高峰・この物語は超妄想コンテスト、運命     の一冊参加作品なのである。大切な      事なので2回書いたのである。      「物語の迷宮」は上の階層の人間が     作品として投稿しようとして1年間     にも渡って悩み、夜しか眠れず、結      局挫折した経緯があることを皆様に     は認識して欲しいのである。      それが時空を越えてこんな所に飛     んで来たのである。
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