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「…飼います?」
「飼いたいけど、私犬のお世話に自信も無いし、今仕事立て込んでてうまくお世話出来るか…。」
「やだな、先輩。お世話の仕方はここにペットショップ勤めの後輩が居るんだから利用してくださいよ。それと、もし先輩さえ良ければなんですけど」
そう言って耳元まで寄って囁いてきた言葉は予想もしない物だった。
「え?」
思わず聞き返すも御子柴くんはあの頃の様に人懐っこい笑顔でニコニコと笑っているだけ。
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