12 あの2人が一緒にベッドに入るのはイヤ ※

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「俺はリジーだけのものだ」  私はそう言われて、涙をこぼした。  だって第二妃だ、私は。    ヨナンは自分のおもちゃに興味がなかったくせに、おもちゃ自身が別の女性に興味を示すと、俄然取り返したくなった子供だ。  問題は、彼女が信じがたいほどナイスバディで、絶世の美女であること。  そしてアラン王子にとって忘れ難い、初めての(ひと)だという点だ。    「リジー、愛している、一生……」  キスをされて、私はアラン王子にささやかれた  私のワンナイトは、予期せぬ展開へ。
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