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不気味な歌
奥から、声がする。
「カンコウサ。カンコウサ。グッナイ。グッナイ。タタリ。タタリ。ワルノコ。ワルノコ。グッバイ。グッバイ。タタリノカミ。シヨウタイ。シヨウタイ。ヤツノシヨウタイワ。」
「ひっ!?なんなの!?なんなの!!」
大勢いるみたいだ。男女の声がする。
「……………もしかして、幽霊ですか??それとも、神様ですか??お願いします!!!!返事ください!!!!」
ジジッ!!バチン!!!!
「!?えっ?明るくなった!?あ、明かりだ。…………電気通ってるんだ!!良かった〜!!」
明るくなった中を見回した。
大量の、お人形さんが座っている。
ぬいぐるみ?も、たくさん、置いてあった。
声の主を探す。
「あれ!?誰もいない!?さっき、歌を歌ってたよね!?………お願いします!!返事ください!!!!もう、怖いですから!!!降参します!!!!」
シーンとなる。
お人形さん達を見る。
古いお人形さんも、いれば、新しいお人形さんもいる。
お人形さん達が、私を見てるように感じた。
「し、失礼しますね…………?」
お人形を一体、手に握る。
「綺麗………。ここにいる、みんなは、どれも、綺麗で、可愛い……」
その言葉のせいか?
なんか、視線を感じる。
しかも、大勢だ。
「もしかして、さっきの歌?みんなが、歌ってたの??…………じゃないよね???」
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