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“お盆休暇の代休に観光で与論島に来ませんか?”
ボランティア精神の塊みたいな和泉くん。
だけど、医学知識はピカイチだった。
僻地なのもあり院長は最新医療の情報を知らない。
和泉くんが薬の仕入れなどアドバイスして、仕切っていた。
『俺にとって、ここは第2の故郷みたいなとこだから』
季節はずれに家族で与論島にバカンスに来ていた和泉くん。
島唯一の総合病院の院長に息子のように可愛がられていた。
“8月の上旬に休みを申請して行きます!!”
高校卒業までは私立女子校の寮生活もしくは短期留学で出会いがなく、彼氏といえる人は大学1年の夏から1年間付き合っていま大和くんしかいない。
お盆休みの代休が楽しみでならない。
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