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「くそう遅れた! 薫蘭風ちゃんが更紗さんを迎えに行こうって言うから!」
「瑠璃くんだってOKしたじゃん!」
「ごめんて! 学校来るならにょんたんずのメディカルチェックの用意しないと!」
わきゃわきゃしながら走ってくる瑠璃お兄ちゃんと薫蘭風お姉ちゃんと更紗お姉ちゃん。
「あの……瑠璃お兄ちゃん、なんでみんな学校に来るの?」
「そりゃあ決まってるだろ! 暇なんだよ! 十月のハロウィンと十二月のクリスマスはイベント沢山あって忙しいけど、そのかわり十一月は暇なんだよ! だからみんなで遊びに来た!」
「いや、学校遊ぶ場所じゃ……。てかなんでみんな普通に入れるの?」
「ははは! 理事長は俺らのスタジオには頭上がんないからな! ここに勝手に遊びに来るの黙認するんだよ!」
あの理事長でも弱みあるんだ……と思ったが、これどうすんの? 誰がどうオチつけるの?と思っていたのに。
「じゃあ全員授業するか。スタジオ関係者は後ろでなぁ」
瑞希先生が当たり前に授業を始めようとして、スタジオメンバーは、はーいと大人しく教室の後ろに行く。
みんな自由過ぎるだろ!
僕がおかしいのかな?
十二月に続くよー!
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