プロローグ

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プロローグ

わずか5歳という史上最年少記録で世界屈指の名門大学のハーバード大学とマサチューセッツ工科大学にダブルスクールで入学した日本国籍の男の子。 4歳の時にSAT(大学進学適性試験)を受験し、テストの結果は数学・理化学で800点満点、世界史・ラテン語は750点。 微積分学・化学・物理学・力学・物理学・電磁気学・統計学・微視的経済学・マクロ経済学のAPテストも受験し、全ての教科で満点という人間離れした結果を残した。 「真凛、エイトくんができたんだから、貴女もできるはずよ」 「はい、……お母さま」 子供を飛び級で医師免許を取得させたかった母。 アメリカで私を産み、ギフテッド教育が受けれる施設に預けた。 「真凛、10歳になるまでにハーバード大学に入りなさい。わかりましたか」 「……はい」 年に数回しか私に会いにこない母からのプレッシャー。 10歳で受けたSAT。21回目でやっと1500点というスコアを出し、APテストも全教科8割以上の正解率をとり、ハーバード大学に入学した。
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