ディスレクシア

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スイーツ城にノーナが住み込みで働いているわけだが結構多忙。 また学校にも行かなければならなかった。 「行ってきまーす!」 ノーナは朝の挨拶を交わす。 「忘れ物はないか?」「はーい!」 ノーナに聞くのはチイチイ。スイーツ城のママをしている。 ママと言う立場だが実際は王族のミンミルの次に偉く、殆ど彼女の意志ひとつでスイーツ城を揺るがせると言っていい。 学校に急ぐノーナ。 ノーナはそこで変な子に出会う。 その子は花を持ってらんらんと歩いている。 「見てみてこのお花綺麗でしょ?」 その子は周囲に拾った花を見せて謎に喜んでいた。 (げっ、あの子はレクシアさん…) ノーナはレクシアと目を合わせ無いように歩いた。 ところが「あっノーナさん!」と彼女から話しかけられた。 「いやー!来ないで!」 ノーナは逃げた。 レクシアの近くにいて、嫌われ者のあの子と一緒にされたくない。 ノーナはとにかく必死で逃げた。 「うふふ嫌われちゃった♪」 しかしレクシアは笑っていた。 そこがまたクラスから不気味がられる原因でもあった。
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