0人が本棚に入れています
本棚に追加
「この場所をもっと楽しめる様に、好きな事を始めたい。」
『良いと思うよ!ここは、ゆったりした時間の流れだから、きっと素敵な事が出来るかもね。』
妖精が私に、にこりと穏やかに微笑んだ。
私は、バスに乗りながら、この町の風景を見ていた。
「宝石の様に煌めく海…なんて綺麗なんだろう…。」
晴れ渡る空の下、陽の光で反射する海は、私の心を魅了し、癒してくれた。
少し歩くと、開けた場所から見える自然の山々。
「妖精さんが言っていた様に、少し見方を変えたら、この町も素敵だし、こんなにも自分の世界に彩りが差すんだね!」
私は、妖精に心から感謝した。
最初のコメントを投稿しよう!