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時と場合によってなら 命を繋ぐそのもので 時と場合によってなら 命をも奪う濁流と化す なくてはならぬが 過ぎてもならぬ ならぬといえども なんともならぬ 熱に炙られあがる水 氷山崩れ 海が沸き 草木の吐息も総て呑み 膨れ上がった諸々が 密度高めて降り立つは 恵か それとも 災難か
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