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きっと ずっと 廻るのだ だから いつかは 出逢うのだ そして 必ず 還るのだ 天と地と海 行ったり来たり 巡り廻って また生きる 生きた末には 果てて死ぬ 死んだ命は 何処へ行く 何処であろうと 知るものか 巡り廻って また出逢う それがいつだか 何処だろと その|瞬間 刻(ときどき)を慈しめ 精一杯に生ききれば きっと いずれは また逢える 総てを 繋ぎ 絡め合う 命こそ が 天使たる そんな想いを持つものが この世にいても よかろうさ あたしは 今も 生きている fin.
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