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11月25日、誕生日(私の)
憂国忌である。つまり、私の誕生日でもある。11月25日に生まれました。
昨日のうちにここで予告して、今朝はやはり忘れていた。早朝に起きてきたら、母からのカードが置いてあったので、「あ、誕生日だった……」と思い出した。お母さん、ありがとう。
今朝は母を入れて4人ほどからおめでとうメッセージがあった。皆さん、ありがとうございます。うち一人は私の誕生日など知らないが、Facebookで自動的に出てくるお知らせで知り、わざわざ一言おめでとうを言ってくださった。ありがとうございます。
憂国忌生まれなので(なんか微妙、死んだ日じゃんね)、三島由紀夫の本はわりと読んでいる。チャレンジできていないのは、最後の四部作くらいか。他の本はだいたい読んだと思うが、繰り返し読んでいないので、かなりの確率で忘れている。『音楽』っていう短い小説が好き。あれはなかなかよかった。とても読みやすくて、内容も「男性が書いたにしては女性心理がなかなかによい!」と思った記憶がある。『仮面の告白』も好き。『葉隠入門』も好き。『葉隠入門』、オススメ。大好き。『午後の曳航』も素晴らしい。『憂国』も物騒だけど、いい。
最近は三島由紀夫のような純文学をあまり読んでいないので、少し反省している。この前、三浦哲郎の『百日紅の咲かない夏』を読み直して、ああやはり素晴らしい作品だったと泣いた。『百日紅の咲かない夏』というタイトルがすごい。読んでみたくなる。さすがプロ、タイトルもすごい。中身も本当に、百日紅が咲かないのだ。古本しかないけど、ぜひ読んでほしい一冊。
近年、読んでショックを受けたのは、朝井リョウの『正欲』。この作品はめちゃくちゃショッキングだった。朝井リョウって、こんなにものすごいパワーを持った作家だったのかと、はっきり言って倒れた。読んでいない人は、とにかく読んでみてほしい。すべてがひっくり返されるパワーがある。
小説って、いいね。プロはやはりすごいものを書くね。圧倒される作品、出会えると嬉しい。エブリスタみたいなアマチュアの皆さん(プロもいるか)の書くものも好き。どれも粒揃い。みんなまとめてプロになっていいんじゃないかと思ってしまう。
本の話になってしまったが、今日は私の誕生日です。記念として、このひとりごとをアップしておきます。
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