述べん場

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「咲希ちゃん。もう11月ね」「…」「え、どうしたの?咲希ちゃん。さっきから黙り込んで。気分でも悪い?」首を横に振る咲希。「え?じゃ、どうしたん?先生、呼ぼうか?」再び首を横に振る咲希がカバンからメモ帳を出し、ペンで何か記す。「え…咲希ちゃん、『11月だから』って。どういうこと?」
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