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それからカズマくんは、ボクの膝に手を置いて、ぐいぐい突いて来た。
「ユイトさん、ユイトさんっ、あーもー、すっげーきもちいっ」
深い所に押し付けられる。苦しいのに、それも気持ちいい。
「ボクも、ボクも、これ、きもち、い……」
手が止まらない。ガマンできなくて、もう片方の手で乳首をいじり始めた。
「うわ、ちょっ、エロすぎ」
カズマくんが笑って言うのが聞こえる。
見ないで、って言いたいけど、もう隠しても仕方ない。いつもこの時間に、ボクがこんな事をしているのは、“ガチ”なんだから。
はあ、はあ、と息を上げてそうしていると、カズマくんが体を倒して、のしかかって来たのが分かった。
お尻を軽々と持ち上げられる。自然と、カズマくんの腰の後ろで自分の脚を絡めてしまった。
「はあ……ね、もっと呼んで。あんま、ひとりでヨくなんないで」
耳元で急に話しかけられて、ビックリした。反射的に両手を離して目も開ける。
「えっ、えっ、なにっ?」
あわてて聞き返す間も、揺らされる動きが止まらないから、変な声になってしまう。
「名前、オレの名前」
「な、名前っ? えと……、カ……カズマ?」
するとカズマくんは、嬉しそうににやーっと笑って、ずぶっと突いてきた。
背すじを伝って、頭の後ろまでしびれが走る。
「やっ! ああっ、カズマ、カズマぁ!」
名前を叫んだ。背中がのけ反って、びくびく震える。こんな攻め方、された事ない。
「あーすげ、嬉しっ!」
耳元で言ってくる熱い息。カズマくんも興奮しているのが伝わってきた。
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