月曜休みの過ごし方

24/41
前へ
/41ページ
次へ
それからカズマくんは、ボクの膝に手を置いて、ぐいぐい突いて来た。 「ユイトさん、ユイトさんっ、あーもー、すっげーきもちいっ」 深い所に押し付けられる。苦しいのに、それも気持ちいい。 「ボクも、ボクも、これ、きもち、い……」 手が止まらない。ガマンできなくて、もう片方の手で乳首をいじり始めた。 「うわ、ちょっ、エロすぎ」 カズマくんが笑って言うのが聞こえる。 見ないで、って言いたいけど、もう隠しても仕方ない。いつもこの時間に、ボクがこんな事をしているのは、“ガチ”なんだから。 はあ、はあ、と息を上げてそうしていると、カズマくんが体を倒して、のしかかって来たのが分かった。 お尻を軽々と持ち上げられる。自然と、カズマくんの腰の後ろで自分の脚を絡めてしまった。 「はあ……ね、もっと呼んで。あんま、ひとりでヨくなんないで」 耳元で急に話しかけられて、ビックリした。反射的に両手を離して目も開ける。 「えっ、えっ、なにっ?」 あわてて聞き返す間も、揺らされる動きが止まらないから、変な声になってしまう。 「名前、オレの名前」 「な、名前っ? えと……、カ……カズマ?」 するとカズマくんは、嬉しそうににやーっと笑って、ずぶっと突いてきた。 背すじを伝って、頭の後ろまでしびれが走る。 「やっ! ああっ、カズマ、カズマぁ!」 名前を叫んだ。背中がのけ反って、びくびく震える。こんな攻め方、された事ない。 「あーすげ、嬉しっ!」 耳元で言ってくる熱い息。カズマくんも興奮しているのが伝わってきた。
/41ページ

最初のコメントを投稿しよう!

45人が本棚に入れています
本棚に追加