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背中に腕を回して、抱き着いた。
こんなに肌が当たるほど、ぴったりくっ付いて。
「んあ、カズっ、カズマっ、ああ……」
こんなに呼んだら、好きみたいだ。
「ユイトさん、ユイトさんっ」
カズマくんまで呼んできた。単に名前を呼ばれているだけなのに、ぞくぞくする。
「ヤバい出る、出る、ユイトさん……!」
余裕の無くなった声に言われて、
「うん、んんっ!」
手足に力を入れた。ぎゅーっと抱き着く力を強くして、できるだけ締め付ける。
「う! ぎっ、うぅー……」
食いしばった歯の間からうめくのが聞こえる。出す時に声も出るタイプではないらしい。
つながっている所が、どくっ、どくっと動いていた。
大きいから分かりやすくて、それもちょっと興奮した。
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