月曜休みの過ごし方

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中に出されるってこんな感じなんだ。 ちょっとクセになってしまいそうなのが、マズい。もう指でも、オモチャでも、満足できないかもしれない。 体力も筋力もある元気なカズマくんと、ボクは違う。 ベッドにしがみ付いたまま気を抜いたら、下半身だけ、へなっとすべり落ちてしまった。 「へぁ……」 情けない声が出る。 床に膝を突いた、ローションまみれのお尻まる出しの、カッコ悪い姿を見られてしまう。でも、力が入らない。 「うわ」 カズマくんが言うのが聞こえた。それから、大きい手が伸びてきて、お尻をわしづかみにされる。 「やっぱ、ユイトさんバカエロいね」 むにゅっと割れ目を開かれて、親指の先っぽを入れられた。 ボクにとってはカッコ悪くても、カズマくんにとっては“バカエロ”くて、何の抵抗もなく、むしろ嬉しそうに、そういう事をしてくる。 多分、どんな事をしようと、全体的に爽やかで、あっさりしているから、許されるキャラなんだ。 体育会系の暑苦しさと言うよりは、後腐れや裏表のなさそうな感じが、いい子なんだと思った。
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