小さな幸せ

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「あっ、はい。でも、もう明日からはいいです。 らむもしばらく連れて行きますし、保育園も探しますから…」 「そんな…」 「今までありがとうございました」 お礼を言うと玄関から永遠が『まりか、早く来いよ。もうほっとけ』と声がして、萌佳ママが悲しそうな顔をした。 「おやすみなさい」 といい残し、永遠のとこに駆け寄り、家に帰る。 「永遠、いいの?あんな言い方して…」 「頭にくるだろう…なにが、あかりちゃんだよ…斗真の女だけで… 家族じゃまだねぇのに…」
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