2 【可笑洞へ‼️】

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2 【可笑洞へ‼️】

「あ、可笑洞!!」 目の前には、大きな洞窟があった。 夜のおかげか、普段から暗いのにもっと暗くなっていて不気味。 周りにはコウモリの目が光っているのが見える。だが、大人しそうなので安心。 「うぅ…これ誰の目…コウモリ!?暗くてよく見えないなぁ… …っ、あ!懐中電灯があるはずだ!」 手探りで何も見えないリュックの中からさがしても、暗くて何も見えなかった。 「仕方ないし、明日にしようかな。 今日はもう暗いし……」 といい、地べたに寝込む。 大きくて重いリュックを上に被せて寒さを凌ぐのだ。 …… 朝 キィーッキィーッ!! 「ん…?なんの音……!?」 キィキィ、キィーーーッ! と鳴き叫ぶ青色、体長は…2mほどなのだろうか。 鳥が鳴いている。 「…あ、あれかぁ… 別に危険じゃなさそうだし…弱ってたら僕のエサだよ。 というか、洞窟の中に2mの鳥ってどういうこと? …可笑洞、やっぱすごいなぁ…… ていうか寒い…この時期に来るもんじゃなかった……」 辺りを見渡しても、洞窟の中だからか日向が見つからない。全身が何かで囲まれているのだ。 「それにしても…でかい…この洞窟、ほんとにどうなっているのだろうか…」 ほんとに、この大きさの洞窟から、道に迷わず、パパを見つけ出すことが出来るのだろうか? 「…っ!だめだめ!!こんな所で落ち込んでたらダメだ!とりあえず水を探そう…!!」 必死に不安な気持ちを押し込み、明るく、前向きにと考え、水を探しに行く。 … 数分後
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