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「そうだ、お前は人間の心を入れた。そこでだネオン私から頼みがある」
「頼み…ですか?」
「これからお前はどうか人間として生きて欲しい。だけど今の世の中には危険なことが耐えなくてな、そいつは平和な日常を脅かす存在でよ」
どうかこの日本を、大切なものを守る存在として平和の象徴になって欲しい。
「あたしが…平和の象徴?」
「そうだ、お前は影で活躍するヒーローになって欲しいんだ」
「分かりました、お父さん」
その瞬間龍明はグハッと血反吐を吐き膝から崩れ落ちた。
「っ!どうしましたお父さん!!」
「ぐはっ!!……」
「?????!?」
「いやあ、すまないネオン………まさかお前からお父さんと呼ばれるのがこうも早いとは………雪葉の時以来の嬉しさだよ」
だがしかしネオンの頭の上にはハテナしか思い浮かばない、人間の感情とは突然前触れもなく表現出来ることに恐ろしさを感じたのだった。
「え、ええっと……男性の親のことをお父さんと呼ぶという認識はバグだったのでしょうか?」
「いいや!あっているぞネオン!」
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