今日も

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既に道は閉ざされた。 私に用意されていたのは、 ただただ 真っ直ぐに伸びる、一本道だけ。 他の道に行くことは許されなかった。 どんなに転んでも、 前に進むことを拒んでも、 手を差し伸べてくれる人は居なかった。 次第に 反抗することも バカらしくなってきて、 言われるがままに レールの上を歩いていく。 自分を押し殺して、 今日も周りと同じ 社会の歯車になる。
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