イヴ達

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イヴ達

―月曜日― あ~あ。幸せな時間は…あっという間だ。 …でも。まだ、亜留斗(あると)さんとの 甘い一夜(いちや)の感触が、身体中に 残っている…///♪ あ、あんまり思い出すと…顔が赤くなる/// 「(みなもと)くん!おはよう! ん?…顔が赤いよ!熱とかあるんじゃない?」 クラスメイトの女子に声を掛けられた 「あ、大丈夫だよ!…なんでもない。」 「そお?…ならいいけどさ。数学の 宿題できてる?私。わかんなくて、 ほとんど、書けてないのよね…。 源くん、数学得意でしょ?…ちょっとだけ "答え"教えてくれない?お願い!」 「ダメだよ!ちゃんと、自分でやらなきゃ!」 「えー、ケチ~!」 「藤木先生に、褒められたいんでしょ? 尚更(なおさら)、自分でできないとダメじゃん!」 「もぉ~!それが、できないからお願い してるのにぃー!」 …はぁ。。数学の事となると、 女子達が、(うるさ)いんだよなぁ。 藤木先生は、数学の教師。 んで、かなりの!イケメンなので 女子にとっては、熾烈(しれつ)な戦いになっている。 点数とって、褒められたいタイプと できなくて、先生に教えてもらうタイプ。 まぁ、いずれにしても… 亜留斗さんは!…俺のだけのものだから♡ いくら成績が良くても、悪くても、 厚化粧とツケマしても無意味なのである!
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